競馬で儲ける！流し馬券の極意

競馬で儲ける！流し馬券の極意

流し馬券とは

競馬には実に様々な馬券の買い方があります。その中で、『流し馬券』は、軸となる馬を１頭選び、相手となる馬を複数選ぶ買い方です。軸となる馬を『軸馬』と呼び、この馬が１着、２着、または３着以内に入ると予想します。そして、軸馬と一緒に馬券に絡むと予想する馬を複数選びます。これらの馬を『相手馬』と呼びます。

流し馬券には種類があり、軸馬が１着になると予想する場合は『１着流し』、２着になると予想する場合は『２着流し』、３着以内に入ると予想する場合は『３着流し』と呼びます。軸馬には、過去のレース成績や近走の調子などから、最も信頼できる馬、つまり自信を持って１着、または２着、３着以内に入ると予想できる馬を選びます。相手馬には、軸馬ほどではないものの馬券に絡む可能性のある馬や、大穴として期待している馬を含ませるのが一般的です。

例えば、１着流しの場合、軸馬を１着に固定し、相手馬を２着の候補として複数選びます。もし軸馬が１着に入り、相手馬の中から１頭が２着に入れば的中です。２着流しの場合は、軸馬を２着に固定し、相手馬を１着の候補として複数選びます。３着流しの場合は、軸馬が３着以内に入り、相手馬が残り２つの枠に入れば的中となります。このように、軸馬の選択が的中への鍵となります。軸馬が馬券に絡まなければ、相手馬がどんなに好走しても的中しません。そのため、過去のレース成績や現在の調子、対戦相手との相性などをよく分析し、軸馬を慎重に選ぶことが重要です。

流し馬券は、競馬予想の初心者からベテランまで幅広く活用されている買い方です。初心者にとっては、軸馬を１頭選ぶだけで複数の組み合わせが作れる手軽さが魅力です。ベテランにとっては、自身の予想に自信のある軸馬を選びつつ、相手馬で穴を狙うことで高配当を狙う戦略的な買い方が可能です。軸馬選びの精度を高めることで、的中率、回収率の向上に繋がるでしょう。

流し馬券のメリット

軸となる馬を決め、その馬が１着か２着になることをもとに、相手となる馬を複数選び馬券を買う方法を、流し馬券といいます。この買い方には、いくつか良い点があります。

まず、的中する割合を高められることが一番の利点です。軸となる馬がうまく１着か２着に来れば、選んだ相手馬の中に当たりがあれば馬券は的中します。相手馬をたくさん選べば選ぶほど、的中する見込みは大きくなります。軸となる馬に自信があるときは、相手馬を幅広く選ぶことで、大きな配当を狙うこともできます。

また、相手馬の選び方によって、色々な作戦を立てることができます。例えば、実力のあると見込んだ馬を相手に選べば、的中する割合を高めることができますし、あまり人気のない馬、いわゆる穴馬を相手に選べば、大きな配当を狙うことができます。

さらに、馬券の種類もいくつか選べます。例えば、馬単という馬券の種類では、１着と２着になる馬を着順通りに当てる必要があります。この馬単で軸馬を１着に固定して相手馬を複数選べば、軸馬が１着になった場合に、相手馬が２着になれば的中となります。また、３連単という馬券の種類では、１着、２着、３着になる馬を着順通りに当てる必要があります。この３連単で軸馬を１着に固定し、２着と３着に相手馬を複数選べば、軸馬が１着になった場合に、選んだ相手馬が２着と３着になれば的中となります。このように、流し馬券は馬券の種類と組み合わせることで、様々な買い方ができるのです。

このように、流し馬券は自分の予想や状況に合わせて、自由に使い分けられる買い方です。軸馬の選択と相手馬の選び方、そして馬券の種類を組み合わせることで、的中率を高めたり、高配当を狙ったりと、競馬を楽しむ幅を広げることができるでしょう。

流し馬券のデメリット

競馬で的中を目指すための手段の一つとして、流し馬券があります。これは、軸となる馬を決め、その馬が１着、２着、３着のいずれかに入ると仮定し、他の馬と組み合わせる買い方です。確かに、的中する確率は上がるという利点があります。しかし、その反面、いくつか注意すべき点も存在します。

まず、購入金額が高額になりがちという問題があります。軸となる馬と組み合わせる相手馬の数が増えれば増えるほど、購入する馬券の枚数、つまり点数は多くなります。点数が多くなれば、当然ながら必要な金額も大きくなります。例えば、軸馬１頭に対して、相手馬を５頭選んだ場合と１０頭選んだ場合では、購入金額は倍になります。仮に１点１００円で購入すると、５頭なら５００円、１０頭なら１０００円となります。これが、１レースだけでなく、複数のレースで購入する場合、あっという間に高額になってしまう可能性があります。ですから、予算をあらかじめ決めておき、その範囲内で収まるように、軸馬や相手馬の数を調整することが大切です。

次に、軸馬が的中しなかった場合、すべて外れてしまうという危険性があります。流し馬券は、軸となる馬がレースで上位に入賞することを前提にしています。もし、軸馬が転倒したり、大きく順位を落としてしまったりした場合、相手馬がどんなに好走しても、馬券は当たりません。つまり、せっかく多額の資金を投入しても、すべて無駄になってしまうのです。軸馬を選ぶ際には、過去の成績やレース展開などをしっかりと分析し、信頼できる馬を選ぶ必要があります。もし、軸馬に確信が持てない場合は、他の買い方、例えば単勝式馬券や複勝式馬券などを検討するのも賢明な判断と言えるでしょう。

競馬は、馬の状態や騎手の技量、天候など、様々な要素が複雑に絡み合い、予想外のことが起こりやすい競技です。的中を目指すことはもちろん重要ですが、同時にリスク管理も欠かせない要素です。堅実な馬券の買い方を心掛け、競馬を楽しみましょう。

流し馬券の活用例

競馬で儲けるための方法の一つとして、流し馬券があります。これは、軸となる馬を決め、その軸馬が１着、または２着、３着になる組み合わせを予想する馬券です。軸馬の選び方や相手馬の選び方を工夫することで、的中確率を上げたり、高配当を狙ったりすることができます。

軸馬に絶対の自信がある場合は、相手馬を広範囲に流すことで高配当を狙うことができます。例えば、１０頭の馬が走るレースで、一番人気の馬を軸馬にして、二着でどの馬が来るかを予想する馬券（二着流し）を買います。このとき、相手馬を二番人気から十番人気までの九頭にすると、もし当たれば高配当が期待できます。軸馬が一位で来て、二番人気から十番人気の馬のどれかが二位に来れば的中となります。

一方で、軸馬の信頼度がそれほど高くない場合は、相手馬を絞り込むことで、損失を抑えることができます。例えば、軸馬を三番人気の馬にして、相手馬には一番人気と二番人気の馬だけを選ぶ、といった買い方が考えられます。軸馬が一位か二位に入り、かつ相手馬が一位か二位に入れば的中です。相手馬を絞ることで、馬券を買う枚数を減らし、損失を抑えることができます。

このように、流し馬券は状況に応じて柔軟に対応できる買い方です。軸馬の信頼度や、レース展開、オッズなどを考慮して、軸馬や相手馬を選び、的中確率と配当のバランスを見ながら、最適な買い方を考えることが大切です。競馬新聞や専門家の予想などを参考に、自分なりに予想を組み立てて、競馬を楽しんでください。

まとめ

競馬の予想方法の中でも、軸馬を決めて、それに他の馬を組み合わせる「流し馬券」は、初心者から上級者まで幅広く活用できる買い方です。軸馬を一つ選び、その馬が１着になると予想して、他の馬を相手に選びます。軸となる馬が１着にならなければ的中しないため、軸馬選びが重要になります。軸馬の選び方は、過去の成績や現在の調子、得意なコースなどを参考に、しっかりと検討する必要があります。

流し馬券の利点は、軸馬と相手馬の組み合わせによって、的中する確率と配当金を調整できる点にあります。相手馬を絞り込めば、的中する確率は上がりますが、配当金は低くなります。逆に、相手馬を広げれば、的中する確率は下がりますが、高額配当を狙うことができます。自分の予想や資金に合わせて、柔軟に買い方を変えることができるのです。例えば、軸馬に自信がある場合は、相手馬を少なくして的中率を高める戦略を取り、軸馬の信頼度が低い場合は、相手馬を広げて一発逆転を狙うなど、様々な戦略を立てることができます。

しかし、流し馬券は、相手馬の数が増えれば購入する馬券の枚数も増え、費用がかさむという注意点もあります。予算をしっかり決めて、その範囲内で馬券を購入することが大切です。一点あたりの金額を少なくして多くの組み合わせを買う方法や、自信のある組み合わせに絞って金額を多く賭ける方法など、資金配分も重要な戦略となります。

競馬新聞や競馬情報サイトなどを活用すれば、より精度の高い予想を立てることができます。過去のレース結果や騎手の情報、馬の調子など、様々な情報が掲載されているので、それらを参考にしながら、軸馬や相手馬を選びましょう。また、自分自身の過去の馬券購入履歴を分析することも、予想の精度向上に役立ちます。どの条件で的中しやすいか、どの買い方が自分に合っているのかなどを分析し、自分なりの必勝法を見つけることが、競馬を楽しむ上で重要と言えるでしょう。